Twitter Vine 動画

Twitter運営者に告ぐ!写真の代わりにまずはVine動画を!!

140文字以内のコミュニケーション、Twitter。先日21日、Twitterは8周年を迎え、今や、多くのネットユーザーやスマートフォンユーザーの情報交換のプラットフォームとして定着したように思われます。日常の雑感だけでなく、災害時にはライフラインに関わる情報の共有までされるようになりました。こうした普及を背景に、企業のプロモーション活動としてTwitterによる情報発信やキャンペーンの実施を行っているプロモーターも多いことでしょう。

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Twitterは標準機能でテキストの他に写真画像を添付できます。私も様々なアカウントをフォローしてTwitterのタイムラインを見ていますが、多くのツイートで写真が添えられているのを目にします。投稿者はなぜツイートに写真を添えたくなるのでしょうか?それは、味気ないテキストだけの情報に華を添えたいから、視覚情報である画像という表現でより多くの情報を伝えたいからではないでしょうか。

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”百聞は一見に如かず”とは言い得たことわざで、どれだけ文字を連ねた情報よりも、視覚情報の方が理解しやすい、ということを端的に表していると、私はよく思います。そして、写真よりも多くの情報量を持つ表現、それは「映像」です。静止画の連続で構成される映像は、被写体がどう動くのかが表現できる、構成を立てて編集することで発信者の意図通りに時間軸に沿って情報を伝えられるなど、動画は静止画とくらべて圧倒的に大きな表現力を有します。

まずは写真の代わりにVineを始めてみよう!

弊社の記事でも度々ご紹介しているVineは、Twitter昨年1月にリリースしたマイクロビデオサービス。スマートフォン向けアプリで最長6秒という短尺の動画を撮影・アップロードし、アプリやWebサイト上で共有できるものです。

Vineと聞くと、「動画とかよく分からない」「なんだか面倒くさそう」などと、敬遠がちなTwitterユーザーや、企業アカウントの運営者の方もいらっしゃると思いますが、アプリをスマホにインストールするだけですぐに使えますし、使用方法も直観的にすぐに分かる仕様になっています。Twitterとの連携も簡単にでき、テキスト&写真による投稿と何ら変わらない難易度です。

例えば、写真だけのこんなTwitter投稿がありました。

可愛いキャラクターがおもちゃのみかんを剥いている写真の投稿です。文章を読むと、キャラクターが ”おにぎりに海苔を巻く” ”レタスをちぎる” ”えびフライに塩を振る” なんて写真も見たくなるのではないでしょうか。写真の場合だと、1枚のみの表示しか実現できません。でも、映像とは、そもそも静止画が連続したもの。例えば、これらの4シーンを×1.5秒間の動画にしただけで、単純に1枚の写真と比べれば情報量は4倍になります。まずはこんな感じで写真を動画に置き換えてみて、情報量を増やすことが、動画活用の第一歩といえます。

更にここで一歩踏み込み、”ストーリーを意識”すれば、更に動画活用を深められます。動画の良い点は、複数の動画を編集して構成することで、視聴者に対して時間軸で情報を伝達することができることも大きな利点です。キャラクターが、お弁当を作ることを決意し、調理の過程を経て、最終的にお弁当が完成する…。これだけでストーリーある動画に仕上がります。(4コマ漫画の基本は、コマごとに「起承転結」を意識することであると言われていますが、動画も同じです。)このように、少し時間軸を意識した表現をもとに撮影するだけで、ぐっとその動画は魅力的なものになります。

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Twitterにおいて、写真よりもVine動画だともっとリッチにフォロワーへ情報を伝えることができます。Vine動画を使ったキャンペーンなども多く存在していますが、それは後々。ひとまず、難しく考えないで、写真の代わりに…という感覚でまずは日常のツイートの中でVine動画を”始めてみる”ことが重要なのです。

Photo by Shawn Campbell Sergey Vladimirov Takashi Hososhima