子供に有害なweb動画のフィルタリング ~Vine Kidsのリリース

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かつて、IT機器に非常に疎い、私の母にiPadをプレゼントし、どのような使い方をしたかレポートさせて頂きました。(参照:ラガードに聞く、iPadの良かったところ・馴染めなかったところ

購入した当初は、ゲームやメール等で活用していましたが、徐々に使わないようになってしまい、現在では、すっかりプロ野球とサッカーJリーグの結果速報を見るため”だけ”のものとなってしまっています。私はネット検索などは自室のPCやスマートフォンで行うため、iPadはそのポテンシャルを十分活用できているとは到底言えない状態のまま、今でもリビングの部屋に常置されています。

そんな不遇のiPadに数年ぶりに新たなユーザーが現れました。それは、私の妹の娘、つまり私の姪っ子(1歳半)です。

実家に遊びに来た際に、初めは、子供向けアニメーションのようなYouTube動画を私の妹(姪っ子の母)が操作して見せていました。どうやらその様子を見て学習したようで、簡単な操作ができるようになってしまったのです。気に入らない動画の場合、検索結果に戻ったり、別の動画をタップして再生することができるようになっていたことに驚きました。(毎日来ている訳ではなく、週に1-2回程度の来訪でです!ちなみに妹夫婦宅にはiPadはありません。) 私が子供の成長を身近にするのは初めてのことなので、余計驚いているのかもしれませんが…。

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ちなみに、彼女のお気に入りの動画は、お人形”メルちゃん”のレビュー動画です。様々なパターンの動画が公開されています。彼女も同じ人形を持っていることもあり、夢中になって観ています。

子供に有害なweb動画のフィルタリング

今はまだ、文字を入力して検索するところまでは私達がやってあげていますが、気づけばあっという間にこうしたデバイスを使いこなし、様々な情報にアクセスするようになるのでしょう。高度なデバイスとネット環境が生まれながら普通である環境で育つと、将来どのような感覚になっているのか興味深くもあり、楽しみなところです。ですが、同時に心配になるのが、ポルノや残虐な動画といった、子供に目にして欲しくない不適切な動画の存在です。最近の記憶で新しいのは、ISISによって拘束された日本人の動画などでしょうか。

先日、6秒の短尺動画SNSのVineから、子供向けバージョン「Vine キッズ」がリリースされました。Vine には規約として、「アダルト・暴力的な動画は載せない」というルールがありますが、実際には、幼い子どもに理想的なコンテンツばかりではありません。子供向けの安全な動画だけを見せることができるのがこのアプリです。

Vine Kids https://itunes.apple.com/us/app/vine-kids/id959063693?mt=8

現在は iOS のみでしか利用できませんが、iTunes ストアから無料でダウンロードすることができます。デザインが、子供が喜びそうな具合に変更されているのが印象的です。インターフェースは至って簡単で、左右にスワイプするだけで新たな動画コンテンツが表示されるようになっています。スクリーンをタップすると子供の気を引くような音が鳴るようにもなっています。Vineチーム内の父親社員の会話から産まれたとのことです。

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Vine動画は、若い世代の利用が中心と言われています(参照:【2014年5月版】Vine最新データで分かる影響力まとめ)。それは、中高生や大学生など、自分でスマートフォン等を所有した比較的大人に近い存在を想像しがちですが、幼い子どもに向けて親がVine動画を見せて楽しませているシーンを考えると、こうした層もターゲットとして考えなくてはならない時代が来るような気がします。

YouTubeでは子供向けフィルタリングの機能が標準で準備されています。自宅のPCやモバイル機器をお子さんと共用されている方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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YouTube:セーフモードを有効または無効にする

フィルタリングは、知る権利の侵害という意見や、インターネットの実態を知らせる必要性を訴える人も居るようですが、私は少なくとも自分である程度物事を判断できるようになるまでは必要な措置だと思います。特に小さなお子さんがいるご家庭におかれましては、保護者の皆さんで話し合ってみてはいかがでしょうか。セーフィティーを担保するインターネットのツールはいろいろ準備されています。