Googleが意欲的な“モバイルフレンドリー”って結局なんなの?

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アクトゼロの藤村です。木曜日のプランナーズブログをお送りします。

米国時間の今月1日、お馴染みのブランドロゴをフラットデザインへ一新したGoogleですが、同日にSEO評価基準の項目追加を発表しました。


細かなディテールをなくすことで、小さなモバイル端末の画面でも視認性が上がった新ロゴ

発表によると、モバイル端末からWEBページへアクセスした際、画面を占拠する巨大サイズのアプリインストール広告が表示されるサイトは検索ランクが引き下げられるようになるようです。
ブランドやメディアのサイトに訪れたとき、オリジナルアプリのインストールを促す広告が画面いっぱいに表示された経験、ありますよね。
Googleはそんなアドの見せ方について、“モバイルフレンドリーではない”と判断したようです。

“モバイルフレンドリー”ってなに?

“モバイルフレンドリー”とは、2015年4月に導入された、Google独自の検索結果ランクの評価指標です。
WEBサイトをスマホなどのモバイル端末から閲覧したとき、ユーザーにとってストレスのない、適切な仕様になっているかどうかを下記の基準で評価し、検索順位に反映します。

・携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
・ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
・ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
・目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること

検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために

今回のアップデートでは、この項目に“画面を占拠するアプリインストール広告が表示されないこと”が追加されたんですね。

 

今年の4月に実施された“モバイルフレンドリーアップデート”は、当時SEOにおいてかなりの影響が出るのではないか、とされていました。
ところが、実際のところアップデート直後のデータでは想定していたほどの大きな変動はなく、慌ててスマホ対応を行ったのに…と、拍子抜けした企業も多いのではないでしょうか。

検索結果の順位をひっくり返すほどのインパクトはありませんでしたが、Googleが取り組む“モバイルフレンドリーアップデート”の第一歩は、ウェブサイトのスマホデバイス最適化における啓蒙と、加速が狙いだったのでは?とする説もあります。
初回アップデートから僅か半年足らずで新たな評価基準を追加したことからしても、モバイル端末への最適化に情熱を注ぐ、Googleの本気が伺えますね。

幅広い世代のトラフィックシェアでPCを圧倒しているモバイル端末対応は、今や必須条件となっています。
読みやすく、操作しやすく、ユーザーストレスにならない設計のデバイス最適化を心掛けていくことは、近い将来、SEOの順位向上に必ず貢献してくれる筈です。

インストール広告についての新しい基準は、今年の11月1日から正式に導入されます。