今後さらに加速する?特化型SNS

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つい先日、面白い(!?)SNSがオープンしました。サービス名は「ヤンキー愛羅武勇」!これは、なんとなくサービス名から想像できると思いますが、ヤンキー専用のSNSで、かなりターゲットを絞り込んだサービスになっています。今回は、そういったより狭いターゲットに向けられた、特化型のSNSについて考えてみたいと思います。

小宇宙とも言える「ヤンキー愛羅武勇」


いや、とにかく「ヤンキー愛羅武勇」の世界観は明確です。アングラサイトっぽい雰囲気ではありますが、日記やメッセージなどの基本機能はSNSそのものなのですが、一般的なSNSと違うと言える点は、「目立つこと」が重視されているところにあります。ヤンキーという世界の中で、どれだけ目立つことができるのか…その目立つためのアイテムにお金を払うシステムのようです。ビジネス的な見方をすると、ソーシャルゲームと言えるかもしれません。もともと、携帯サイト「ヤンキー夜露死苦!!」を運営している会社が始めたサービスですので、過去のヤンキービジネスのノウハ ウから生まれたサービスというところで、非常に興味深いものがあります。

完全に終わりを迎えつつある、携帯電話(ガラケー)CPにとって、新たな可能性を読み取ることができるかもしれません。

このサービスは現在、あまりの人気に(?)新規登録の受付を中止しているようなので、想定以上の登録があったことが伺えます。ただ、冷やかしユーザーも多いと思われますので 、中々判断が難しいところです。

特化型SNSのあれこれ

さて、「ヤンキー愛羅武勇」はかなり尖りの効いた特化型のSNSになりますが、もう少し~かなりメジャーな特化型のSNSをいくつかご紹介しましょう。

■LinkedIn
最近色々なところで名前を聞く、ビジネス特化型のSNSです。人材(リクルーティング)やパートナー(提携)側面を持ったSNSで、昨年日本語化され本格的な上陸を果たしています。

■pixiv
イラストでのコミュニケーションをメインとしたSNSです。コアな層を中心にユーザーを伸ばしており、その存在感は独特のものです。

■foursquare
ご存じロケーションに特化したSNSで、チェックインした回数に応じてバッジが貰えるなどゲーム性を持たせています。

■JogNote
「走る」ことに特化したジョギングSNSです。目的が単純明快なため、SNSの機能がかなり特徴的なものになっています。

より濃密なコミュニケーションは特化型SNSへ

mixiやFacebookといったリアルでの繋がりを元にしたSNSと違い、目的や趣味をベースにした繋がりである特化型SNSは、非常に特徴的なソーシャルグラフを持って いると容易に想像できます。

SNSの拡散性や口コミ効果を求めるのであれば、FacebookやTwitter、mixiといった幅広い繋がりを持つSNSの活用が非常に有用だと言えます。しかし、逆に、ある程度セグメントされたターゲ ットが確実にいるという点に着目すると、特化型SNSの存在感はグッと高まってくることでしょう。

しかし、当然デメリットもあり、多くの特化型SNSはまだまだユーザーの数が少ないというのが実情です。

今後、SNS全体の利用者数はより一層増えていくことが考えられます。そんな中、前回の記事に書いたように、知らず知らずに友達やフォロワーが増えていくことは間 違いありません。そうなった時に、FacebookやmixiといったSNSとは別に、より自分の趣向や目的に合わせてSNSを使い分ける必要が出てくると考えられます。 

まだまだ、発展途上のサービスが多いのが現状ではありますが、大化けする可能性も同時に秘めています。面白そうなサービスについては、積極的にこの場でご紹介していきますので、ぜひ定期的にチェックしていただければと思います。