Facebook総登録者数は5月中盤の微減から一転し、30万人増の約348万人へ。

<2011年5月27日11時プレスリリース配信>PDFダウンロードはこちらから

2011年5月26日(木)午後現在の日本国内の最新Facebook利用者動向を発表します。

Facebookは、総ユーザー数が全世界で約7億人※1といわれる、世界最大のソーシャルネットワークサービス(SNS)。日本国内の登録ユーザー数は、5月中旬の調査では311万人と、一時微減傾向が見られたものの、2011年5月26日の最新調査では一転し、30万人を超える増加を見せ、現時点では約348万人と過去最高のユーザー数を記録しました。

国内ユーザーの、年齢別ユーザー数は、13~20歳51万人(15%)、21~30歳125万人(36%)、31~40歳96万人(27%)、41~50歳51万人(15%)、51歳以上26万人(7%)、男女別では、男性200万人(58%)、女性140万人(40%)、未公開7万人(2%)。ユーザーが任意で公開を選べるプロフィールの項目では以下のとおり。『学歴および所属教育機関』(所属教育機関は大学専門or高校のみ公開可能)の情報について、卒業大学を公開しているユーザー82万人(24%)、所属大学を公開しているユーザー8万人(2%)、所属高校を公開しているユーザー3万人(1%)となり、まったく情報を公開していないユーザーは255万人(73%)と大多数を占めた。パートナーの有無を掲載できる『交際ステータス』の項目では、既婚と答えたユーザーは34万人(10%)、独身と答えたユーザーは30万人(9%)、交際中と答えたユーザーは13万人(4%)、婚約中と答えたユーザーは2万人(1%)、となり、まったく情報を公開していないユーザーは268万人(76%)と、こちらも大多数を占めた。

年齢構成比としては、30代以上がおよそ半数を占めるという点では、mixiよりさらに使用ユーザー年齢層が高いサービスといえ(mixiにおける30代以上のユーザー比率40.9%※2)、SNSユーザーの高齢層への広がりは日本のSNSの全体的な傾向だとしても、Facebookは中でも顕著な例といえます。一方、実名が売りのSNSではありながら、学歴・パートナーの有無など、よりパーソナルな情報開示には、いまだ踏み切れないユーザーが大半を占めている実情が伺えます。最後に国内最大手mixiの総登録ユーザー数が2337万人※2で、現在のFacebookのユーザー数規模はmixiの15%程度といえます。

Facebookのユーザー数調査は、Facebook提供広告ツールを使用して得られる公式数値をもとに、アクトゼロが計測
()内に示される%は、すべてFacebook総ユーザー数に閉める割合
※1 CheckFacebook、Socialbakers調べ11/05/27
※2 mixi公式リリース「2010年度第4四半期及び通期 決算説明資料」調べ