立て続けにリリースされたFacebookの新機能をまとめてチェック!

つい先日、利用者数8億人を突破したと発表されたFacebookですが、9月に入ってから細かなアップデートを含む、様々な新機能がリリースされています。

立て続けにリリースされているため、何がなんやら…という方も多いのでは?
そこで、今回は注目の新機能やアップデートされた機能をまとめてご紹介しようと思います。

まだ、日本語対応されていないものもあり、細かな仕様は変更になる可能性がありますので、その点はご了承ください。

Facebookページに友達のアクティビティ

Facebookページに新しいメニューが追加されたのはご存知ですか?
右側のリンクメニューの中に、「友達のアクティビティ」というリンクができています。今までは、自分のニュースフィードもしくは友達のウォールをさかのぼらないと見ることができなかったものが、Facebookページ内で、一括して見ることができるようになりました。

表示される内容としては、友達がそのFacebookページでどういった情報に「いいね!」しているかや、「シェア」しているかになります。

個人のフィードを軸にしたアクティビティの閲覧から、Facebookページを軸として、そこに紐付く友達のアクティビティを一覧で見ることができるという、よりFacebookページが個人のユーザーと強く結びつく形になっています。

ニュースフィードのリニューアル

Facebookユーザーが一番目にするであろう、ニュースフィードのアップデートが開始されました。
欧米で先行対応が始まり、日本でも近日中にアップデートされる予定です。

Facebook公式ブログより

今回のアップデートは「ハイライト」と「最新情報」が統合されて、ひとつのタイムライン上に並ぶことになります。
その中で、Facebookが重要と判断したものについては、右上にグレーの三角形のマークが付き、タイムラインの上部に抜粋されて表示されます。
そして、それ以外のニュースフィードについては、その他のフィードとして、一段下がったところから表示されるようになります。
この「重要」かどうかを判断する部分なのですが、Facebookが独自に判断したものに対して、ユーザーがカスタマイズ(フィードバック)することができ、「重要なもの」として表示されていたフィードを「重要でない」ものに変更したり、その逆も可能になっています。

新しくなった写真表示

また同時に、写真の表示方法も変更になっています。
写真を追加した際に、ウォール上で同じサイズで横並びに表示されていた写真画像も、大きな写真1つと小さな写真2つという表示スタイルに変更されました。

この仕様変更は、写真をユーザーのウォールに投稿するアプリを実装しているFacebookページでは注意が必要になってきます。複数の画像を横並びに投稿する仕様になっているアプリでは、この表示に合わせてアプリの仕様を変更しないと、意図しない表示になってしまうケースが多発することが予想されます。

ちなみに、1枚だけの投稿の場合は、従来よりも表示されるサイズが大きくなるという、サイズの変更に留まっています。

「Ticker」機能

TickerはFacebook上での友達のアクティビティをリアルタイムで表示するという機能です。

Facebook公式ブログより

ニュースフィードに近い機能と言えますが、ニュースフィードに比べタイムラグがなく、Facebook内のどのページにいても常に表示されるため、リアルタイム性を体感できる機能になっています。また、友達間で今何が盛り上がっているのかも把握しやすくなり、今までの「シェア」よりもさらに情報が拡散される可能性を秘めています。

フィードの購読

今まで他人のフィードを自分のニュースフィードに取得するには、「友達」になる必要がありました。しかし、今回のフィード購読の機能は、フィード購読を許可しているユーザーのフィードを、友達になることなく取得(購読)できるようになります。

イメージとしては、Twitterにおけるフォロー機能と言えば分かりやすいのではないでしょうか。「友達じゃないけど、あの人のフィードを読みたい」といったケースに有効な機能です。

新機能最大の目玉「Timeline」

今回リリースされる機能の中で目玉になる機能は、「Timeline」と言えるでしょう。
まだ、限られたユーザー(主に開発者向け)にだけ公開されている機能ですが、今後一般ユーザーにも追加されると発表されています。

タイムラインの紹介サイト

この「Timeline」ですが、プロフィールページを大きく発展させたもので、個人のアクティビティを年表仕立てにしつつ、個人に紐付いた様々な情報をまとめて表示する機能になります。
既存のプロフィールに比べ大幅にグラフィカルになっており、写真が印象的にレイアウトされて雑誌や書籍のようなデザインになっています。

また、Open Graphの強化により、さまざまなアプリケーションを開発し機能追加することが可能です。
例えば、今聞いている音楽や見ているテレビ番組を簡単に友達にシェアできるようになるなど・・・。

自分の“今”のアクティビティや“今”体感しているコンテンツ(音楽や映画、ゲーム等)を、リアルタイムに共有できる点が強調されています。

最後に

全体的に、今回リリースされた新機能は、Facebookの基本的なコンセプトは変わらずに、そのコンセプトをさらに前進させ、より強化したものと言えます。
同時に、Google+の正式リリースといったタイミングでの、今回のアップデート。内容を見てもGoogle+を非常に意識していることが伺えます。

これから年末にかけて、さらに細かな仕様の変更や機能の追加も考えられます。
もちろん、それらの情報はこのブログでもお伝えしていきますので、記事のチェックをお忘れなく!