【Facebookで事前予約】ゾンビが街に現れたら?ホームセンターに行くでしょう!

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日本全国ホームセンターマニアのみなさま、こんにちは。
アクトゼロのプランナーズブログ、木曜日は山田がお届けします。

年末の大掃除や新年を迎える準備のため、ホームセンターに足繁く通う季節がやってまいりました。

以前よりネット上では、街に突如としてゾンビが表れた時の戦術として、ホームセンターに急行し抗戦するというのが、定説として語られてきました。

これは、ホームセンターは多くの役に立ちそうな道具や資材が揃っていることに由来する ネット上でのお約束ネタなのですが、そもそも、多くの人とにとってホームセンターでマニアックな道具(工具)を個人で購入する機会ってなかなかありませんよね。
なんせ、それらの道具や資材が必要になるのは、年に数回あるかどうか、場合によっては10年に一度という可能性もあります。

で、あれば・・・と考えたとある工具店があります。郊外にできた大きなホームセンターとは差別化したいと考えたその店の行動とは・・・。

Facebookで予約して来店

冒頭でお話しした通り、多くの工具や道具は一般の人にとって、一時的に必要なことはあっても、購入して常備するのはなかなか躊躇われます。

であれば、無料で貸し出しを行おうと、スウェーデンの工具屋さん「MALMO HARDWARE STORE」は考えました。
無料であるため、工具の貸し出しでお店の儲けはありません。しかし、来店時に他の商品を購入することで利益を得る形になっています。
工具を使うからには、生活において何かしらのトラブルが考えられるため、DIY関連賞品が必要かもしれませんし、工具と一緒に使う消耗品の購入もあるでしょう。

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無料で工具を借りるための予約を取る方法はとても簡単で、「ToolPool」というFacebookページ上から行うことができます。
実名で使われる方が殆どであるため、予約に利用するサービスとしてFacebookの選択は順当な判断だと言えそうです。

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予約に際しては、まずアカウントとの連携が初めに表示されます。Facebook上で行われる診断コンテンツやプレゼントキャンペーンなどでおなじみの画面が表示されます。
このアカウントとの連携許可によって、細かな情報を入力することなく手続きを進めることができます。

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あとは使いたい工具を選択して、利用したい日時を選択していくと予約が完了します。

実際に操作してみると、簡単且つすぐに予約ができてしまうので、肩透かしを食らってしまいます。
すでにFacebookのアカウントを持っていることが前提となりますが、これなら気軽に利用できるような気がします。

オンラインから実店舗への誘導は簡単な方がいい

最近ではO2Oという言葉をいろいろなところで耳にする機会がありますが、オンライン(Web)とオフライン(実店舗)の関係性において、今回のケースからポイントとなる要素を読み取ることができました。

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①お客様に難しいことは要求しない
「ToolPool」は、とにかく明快で分かりやすい内容となっており、実店舗に足を運ぶまでの一連の流れの中に、お客様にとってネックとなる複雑な仕組みはありませんでした。
敢えて言うなら、Facebookのアカウントを持っているかどうかですが、それを除くと最後まで澱みなく遷移していくことができます。

リアルとソーシャルの連携を考える際に、企画する側としては効果を計測してみたり、厳密に実施しようとしてシステムに制限をかけてみたり、色々と複雑な仕掛けになりがちです。
その仕掛けのせいで、お客様に手間を取らせてしまったり、変な警戒感を与えてしまったり、ネガティブな側面が表れてきます。

その点、今回は「予約する」ということにフォーカスされていて、分かりやすくて簡単な仕組みになっているのが、とても好印象です。

②いかに簡潔な目的に集約するか
①の項目とも関連しているのですが、そもそもの目的を見失わないということは大きなポイントです。
折角やるのだからあれもこれも・・・という気持ち、とてもよく分かります。その“ついで”の仕組みによって、お客様が離脱しては元も子もありません。
今回は「Facebook上で予約して来店してもらおう」というのが目的ですから、簡単な仕組みになったわけです。

“ついで”によって、そもそも達成すべき目的が大きくズレてくるのは、とてももったいないのです。

このようにネットとリアルとの繋がりは、シンプルに手軽に始めることが可能です。
特に個人と強い結びつきのあるソーシャルアカウントの利用は、今後さらに一般化していくのではないかと思っています。

ただ、ゾンビが出てから予約していたのでは間に合いませんので、その時は借りるのではなく買いましょう。