インターネットに関するトリビアあれこれ

20180317_04

かつて、「トリビア」の何たら、という人気のTV番組がありました。トリビア(trivia)という単語は 「くだらないこと、瑣末なこと、雑学的な事柄や知識、豆知識」 という意味で、この番組は「生きていく上で何の役にも立たない無駄な知識、しかし、つい人に教えたくなってしまうような雑学・知識」を、視聴者から公募して紹介するという内容でした。参加パネラーが、どのぐらい「へぇ~」と共感したかを評価するボタンも人気を呼び、一般に商品化されたりもし、一世を風靡しました。

1960年台に開発され、遠隔地同士のコンピュータを接続するインターネット。この世界にも、「へぇ~」と思えるような、意外なトリビアがいろいろ存在します。今日は、そんな、インターネットに関するちょっとした雑学をいくつか紹介しようと思います。

インターネットで最初に流れた文字は?

冒頭で触れた通り、インターネットは開発されたのは1960年代です。1969年、米国・ユタ州で起きた電話中継基地の爆破事件がきっかけでした。この事件によって、電話網がマヒし、全米の国防回線も含め、一時的に完全に止まってしまったことがありました。当時は旧ソ連との冷戦時代。国防のために、電話網に代わる通信システムの研究が開始されました。インターネットは軍事目的で開発が開始されたことはご存知の方も多いと思います。

結果、データ通信の目的地まで、様々な経路を経て分散的に伝達する手法が開発されました。国防総省高等研究計画局(ARPA)によって開発されたネットワーク、ARPANETが生まれたのが1969年。これがインターネットの起源となります。

20180317_02

では、表題の「インターネットで最初に流れた文字」は何なのか?1969年10月29日に、大学から研究所へのデータ転送の実験の際に、「LOGON」(ログオン)というデータが送られました。最初の文字である”L”と次の”O”の文字が送られたことは電話で確認されたのですが、この後に研究所側のバグでシステムダウンし、一旦実験は中断。その後の実験再開で無事にログオンすることができました。つまり、初めてインターネットで送受信された文字は”LO”ということになります。

今では、音楽に動画にと、膨大なサイズのデータが送受信されていますが、数十年前までは、アルファベット2文字を送受信するのにも苦労があったのですね…。

日本初のホームページはどのようなもの?

日本で初めてHTMLで記述された文章が作成されたのは1992年と言われています。筑波大学の博士であり、文部省高エネルギー加速器研究機構計算科学センターの森田洋平氏によって、1992年2月に作成されました。しかし、当時、Webサーバの準備が間に合わず、しばらくの間非公開だったのですが、約半年後の1992年9月30日にようやく公開されました。

20180317_01

http://www.ibarakiken.gr.jp/www/first/kek.html

上記URLに、当時のホームページのレプリカが公開されているので是非、ご覧になってみて下さい。画像もなく、テキストのみのサイトです。当時のブラウザでは日本語表示が不可能だったため、英文のみになっています。

おっさんの思い出になってしまいますが、私が初めてインターネットに触れたのが高校生時代で1995年くらいの頃だったでしょうか。そういえば、当時、上記サイトのような、シンプルで独特なサイトがまだまだ多くあったことを思い出しました…。

プログラムでよく言うバグの由来は?

英語で「虫」の意味を示す、バグ(bug)。このワードはプログラムなどにおいては、欠陥やミスを表しており、バグがあると、正常な動作や昨日を果たすことができません。バグを見つけ、修正して取り除き、正常な作動をさせるための作業のことを「デバッグ」と呼びます。

初めて起きた「バグ」は、本当に虫によるものでした。アメリカ海軍の軍人かつ計算機科学者であり、やがてCOBOLを開発したグレース・マレー・ホッパー氏が語源になっています。1947年、Harvard Mark IIというコンピュータの使用中に誤動作が起こった際に、コンピュータの中を確認したところ「蛾」が挟まっていて、それを取り除いたところ正常に動作したのだとか。 作業日誌に実際に挟まっていた蛾を貼り残しています。

“First actual case of bug being found.”(「本物の虫が”バグ”として発見された最初の例」と書き残している

「404 file not found」404はなぜ404?

指定されたURLのページが、既にWebサーバから削除されていたりして表示することができない時にブラウザに表示される「404エラー」。

この「404」という中途半端な数字は、なぜ404なのでしょうか。これに関して、「初めてWebサーバが置かれた部屋が404号室だった」「Webが開発された研究室が404号室だった」など、”部屋番号説”が昔より噂として囁かれています。

しかし、これらは全部嘘。ワールドワイドウェブ(WWW)を開発した一人、ベルギーのロバート・カイリュー氏がインタビューで、「エラーコードを400番台と決め、4つ目のエラー」という設定であることと、部屋番号説ではないことを明言しています。

20180317_03

ちなみにその他の400番代のエラーは、

・400:Bad Request タイプミス等、リクエストにエラーがあります。
・401:Unauthorixed 認証に失敗しました。(パスワードを適当に入れてみた時などに発生)
・402:Payment Required 支払いが必要である。
(現在は実装されておらず、将来のために予約されているとされる。)
・403:Forbidden あなたにはアクセス権がありません。

など、番号は飛び飛びながら451まであります。

いかがだったでしょうか。知っていそうで知らなかった、インターネットにまつわるトリビア。他にもいろいろありますので、皆さんも探してみてはいかがでしょうか。