Facebookが買収、次の若者SNSは「tbf」?

20171023

こんにちは、アクトゼロの山田です。
今若者が多く利用するSNSといえば、何か思い浮かぶでしょうか?一昔前であれば、mixiやTwitter、最近であればInstagramというのが一般的なイメージされるサービスだと思います。他にも、アメリカではSnapchatが指示されているといったように、国や地域ごとの違いも生まれています。

そういった若者に支持されるサービスと言う面で、今後を注目を浴びるのではないと言われているものに、「tbh」があります。理由は、Facebookが買収したから、と言うシンプルなものなのですが、この「tbh」とはどのようなサービスなのでしょうか。

「tbh」ってどんなサービス?

tbhは今年の8月にリリースされた出来たてホヤホヤのサービスで、その名前は「to be honest(正直言って)」というフレーズの頭文字を取ったものです。

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簡単にサービスを言い表すならば、とてもローカルに繋がっている友達内のやり取りがメインで、「〇〇なのは誰?」といった投げかけをし、それに対してフィードバックを行いコミュニケーションを取ることができる、言わば身内の投票(ランキング)サービスというものです。さらにそこにメッセージのやり取りも行えるものとなっています。ただ、その投票自体は、誰が誰に投票したのかということが伏せられた匿名のものになっており、差別やいじめに繋がるような要素を極力排除しようとしています。

tbh is an app for giving anonymous feedback to friends. Unlike other anonymous apps, all the feedback is positive.

オフィシャルでは上記のように述べられており、匿名でフィードバックできる点とフィードバックはポジティブなもののみであると宣言されています。また、信念として、ソーシャルメディアは我々自身をより良いもにするものであるとも発信しており、友人や知人と繋がることだけでなく、それによってより良い関係を作れるようにすることが、自分たちのサービスが目指すところだと言っています。

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今のところアメリカ、それも一部の州だけでしか利用できず、さらにデバイスもiPhoneでのみしか利用できません。ただ、そういった状況にも関わらず、すでにユーザー数は500万人にものぼると言われています。この状況を考えると、日本でのサービスがいつ開始されるかも分かりませんし、そもそも日本での利用は考えられていない可能性もあります。

Facebookが買収した理由はやはり…

まだまだ殆どの人が知らないであろう「tbf」。その存在をいち早く察知し、早々に買収までしてしまったFacebook。その狙いはどこにあるのでしょうか?

言わずもがな、若者の支持を得るため、あるいは、若者に接触するための将来有望なコンタクトポイントとして抱え込んでおきたい、そういった点にあることは明白です。

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特に本サービスであるFacebookが若者離れをしていると言われてもう数年になりますし、若者を取り込むために買収したInstagramもかなり巨大化し、大人のユーザーも使い始めた今、新たなサービスを探していたところに、「tbh」が現れたという流れだと考えられます。

今のところ、この買収によって、「tbh」のサービス自体が大きく変わったり、Facebookとの連携が発表されるということはなく、あくまでFacebookとは別のサービスとして継続し、立ち上げチームの意志を尊重したアップデートが行われるようです。しかし、必要なリソースはFacebook側から提供されることになっていることから、まだサービスが利用できないエリアへの対応や新機能の追加など、サービス拡充のスピードがアップすることは予想されます。

ユーザー数の拡大にあたっては、やはり、匿名でありながらポジティブなコミュニケーションがしっかりと徹底することは非常に重要で、それをどのように担保していくのかが注目です。現段階では、「宝石」と呼ばれる参加者へのインセンティブと、ブロック機能が主にその役割を担っていると考えられますが、多種多様なユーザーが使うことによって新たな問題の発生も懸念されます。Facebookの後ろ盾によって、その点も充分に考慮される可能性も高く、今回の買収はプラスに働くことでしょう。とはいえ、やはり気になるのは、日本でのサービスの有無。まずは、その点に注目しておきたいと思います。

アクトゼロ / 山田