Vineのサービス終了で考えるSNSアカウントの終わり方

20161031

こんにちは、アクトゼロの山田です。
先週突如発表されたVineのサービス終了のニュースは、業績が芳しくないと報道されるTwitterの現状を象徴する話題として、リストラのニュースと共に大きく取り上げられ話題になりました。

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Vineは、影響力のあるユーザーが登場するなど、一時期注目を集めいたこともあり、サービスの終了はひとつの節目になるのではと考えています。このような場合、サービス自体が終了してしまうため、それを利用しているユーザーのアカウントは否応なしになくなってしまいます。第三者が提供するサービスを利用する以上、仕方ないと言えば仕方ないのですが、今後、企業側の都合、例えば、商品やサービスの終了や他のSNSアカウントへの統合など、いくつかの理由によって、SNSの運用を辞めることも増えてくるのではないかと思っています。

その場合、当然ながら消費者と直接つながっているSNSであることをしっかりと意識しなければならず、しっかりとした対応が求められます。今回は、企業都合でSNSを辞める場合の適切な対応方法について、いくつかのパターンとどういった場合に相応しいのかをご紹介したいと思います。

 

A.アカウントはそのままに、告知の上、運用を終了

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アカウント自体は削除せずそのままにして、投稿が行われなくなる旨をしっかりと告知した上で、予め予告をしておいたタイミングで投稿をストップする方法です。
これは、ファン(フォロワー)に対して、きちんと告知を行うため誠実な対応と言え、最もスタンダードな手法です。アカウントは残るため、過去に投稿した内容や、そこに付いたエンゲージメントを資産として残しておくことができます。このパターンは、商品の販売終了によるアカウント利用停止や企業側都合での運用終了など、さまざまなケースに対応できます。

 

B.投稿を徐々に減らしフェードアウト

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投稿の頻度を徐々に減らしていくことで、自然消滅の流れをとるパターンです。これは、大々的に告知をしたくない事情がある際に有効で、ファンに対して誠実な対応とは言えません。あくまでも、そうせざるを得ない状況ではない限りやってはいけない方法とも言えます。
徐々に流通量を減らして商品を廃止する場合など、非常に限られたケースで取る方法です。運用終了から時間がたった後にファンがアカウントページに訪れた際に、ある日を境に、告知もなく投稿が終了していることから、あまりいい印象を持たれないと思われます。

 

C.アカウント自体を削除

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アカウント自体を削除してしまうパターンもあります。これは、ブランドの消滅や企業自体がなくなってしまうなど、その実態が無くなるケースに適しています。インターネット上に一切の情報を残しておけない時に使う手法です。基本的に、跡形もなく消し去ってしまうことから、何も残らないという点で、最もネガティブな終了パターンかもしれません。

 

D.他のアカウントへの誘導

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これはAに近い方法なのですが、終了の告知に加え関連するSNSアカウントへ誘導するパターンです。商品ごとに細かく細分化しているアカウントをまとめる場合や、企業の合併などによって新しいアカウントが立ち上がった際に有効な手法です。
既存のファンを新たなアカウトへ誘導できるため、理想的な終わり方かもしれません。誘導投稿が最後に残っていれば、アカウントを削除しない限り、新アカウントへの集客窓口として機能する可能性もあります。

 

顧客との直接接点であることを忘れずに

以上、SNSの運用をやめる場合には、大きく分けて4つのパターンが考えられます。
FacebookやTwitterといったメジャーなサービスは、現状一定のアクティブなユーザーを抱えていることを考えると、突然サービスが終了することは考えにくいです。ただ、企業側の都合によって運用を停止しなけらばならない状況と言うのは、様々な事情によって発生することが考えられます。そのような場合には、これらのパターンの中から、相応しい方法を取ることが望ましいでしょう。

顧客と直接繋がることができるSNSだからこそ、“終わり”にもしっかりとした対応が望まれます。もしもの時に備えて、これらの終わりの形を頭の片隅に置いておいていはいかがでしょうか。

アクトゼロ / 山田