その他SNS YouTube キャンペーン 事例

YouTubeを活用した最新プロモーション事例(2016年6月)

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日本では4000万以上のユーザーを抱えている動画共有サービスのYouTube。企業などが商品・サービスをプロモーションする際に、その影響力を活用する事例が多く見られます。今回の記事では、YouTube動画を核として活用したプロモーションの最新事例のいくつかをご紹介しようと思います。

JAバンク「ちょリス360度肝試し~おちょリスさんを探せ~」

JAバンクが展開するキャンペーン「夏の貯金キャンペーン」では、360°のパノラマ動画を使ったバーチャル肝試しが体験することができます。

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http://choris.jp/kimodameshi/

金運が上がる言い伝えのある妖怪(?)「おちょリスさん」を制限時間内に探しだす動画が公開されています。動画は、視点を視聴者の好みで動かせられる360°動画で作成されており、PCで視聴すると動画をドラッグして視点を変えたり、スマホからでは加速度センサー等によってスマホの向きや方向によって自動的に視点が変わります。(参考:YouTube 360°の動画 ~視点を視聴者の好みで動かせられるGoogle Spotlight Stories

「おちょリスさん」を制限時間である3分以内に探し出すと、限定壁紙がダウンロードできるようです。舞台は温泉宿という設定で、現在は第一弾の”和室編”が公開されていますが、今後、”大浴場編” ”夜の廊下編”が公開されていく予定のようです。

視聴者が、視線を変えることができる360°動画を使ったキャンペーンは珍しいですね。今後、VRなどが普及・発展していくに連れ、このような360°動画を活用した施策も増えていくと考えられます。

From AQUA 「カチッとムービーキャンペーン」

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http://www.acure-fun.net/products/water/cp/sns2016.html

JR駅構内で販売しているミネラルウォーター「From AQUA」、キャップを落とすこと無く水を飲めるので便利ですよね。「カチッとムービーキャンペーン」特設サイトでは、現在、4本のプロモーションムービーが公開されています。

その他、ペットボトルのキャップにまつわる「片手が空いていて便利だった話」や「キャップが転がってしまって困った話」などを募集して、採用された投稿の内容を映像化するとのこと。ハッシュタグを付けて、公式Facebookページ内・Twitterで投稿できます。

ユーザーから公募した内容を動画化するというキャンペーンもよく見かけられます。ただ、「ユーザーにネタ出しさせている」感があるので注意が必要です。また、投稿者に対し、賞品などのインセンティブなどのような投稿の意思を後押しする策が無い中、果たしてどの程度の投稿があるのか個人的には疑問が残りました。

大分県 「#おんせん県おおいた」

熊本地震の影響がまだ残る九州地方では、観光客の減少が続いていることを耳にします。由布院温泉や別府温泉などを抱える大分県が、観光旅行復興キャンペーンを大々的に展開しています。

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http://www.visit-oita.jp/onsenken-cp/#campaign

夏の観光需要に向け 最大7割引になる宿泊クーポンを発行したり、観光情報を発信する他、”#おんせん県おおいた”のハッシュタグを付けて、Instagram・Facebook・Twitterで投稿することを観光客に促しています。

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tagboard #おんせん県おおいた

また、大分の温泉で動画というと、昨年、女性が温泉でシンクロナイズドスイミングをする動画「シンフロ」が大きな話題を呼びました。YouTubeで公開後、2ヶ月で100万回を超える再生数を記録しました。その動画の未使用シーンを盛り込んでリメイクした新CMが、おんせん県おおいた公式YouTubeチャンネルから視聴できます。

おんせん県おおいた公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/onsenkenoita

このキャンペーンでは、YouTube動画が主体という訳ではありませんが、今、ソーシャルキャンペーンで主流のInstagram・Facebook・Twitter、そしてYouTubeと、全方向的なチャネルで展開している事例です。辛い時期だからこそ、観光客を呼び寄せるキャンペーンが重要なのでしょう。是非、九州を訪れて復興支援しましょう!(私は今週末、福岡を訪問する予定だったりします。)

以上、2016年6月現在、国内で繰り広げられているYouTubeを活用したキャンペーン事例でした。web動画によるキャンペーンは、動画単体を作成しただけでは成立しにくく、キャンペーンサイトや各種SNSと連携したり、web広告によって集客を行うことでその効果を最大化させることが重要です。これらの道筋を整理して企画することが、キャンペーン成功の近道になるのです。