企業内でどうソーシャルメディアを運用するべきか?

543_3

すでに企業でソーシャルメディアのアカウントを運用されているみなさんは、どのような体制で運用されていますか?
一人で?複数人で?それとも、月替わり??
企業ごとに様々な形が存在していると思われますが、今回はよくあるパターンを挙げて、企業アカウントの運用について考えてみたいと思います。

担当者ひとり…個人プレー型

比較的早めにソーシャルメディアに取り組んだ企業に多いのが、担当者ひとりのマンパワーで運用されているパターンです。

担当者自身がすでにソーシャルメディアを利用していて、企業でのソーシャルメディア活用の可能性を見い出したケースが多いように見受けられます。
そのため、運用における個人のモチベーションが高めで、個人プレーに近い形になっていることが多い印象です。

この個人プレー型のメリット・デメリットを考えてみましょう。

【メリット】
・ひとりで完結するため発信・対応のスピードが速い
・ひとりの元で情報が一元管理される
・担当者ひとりでの目線が入り、投稿の統一感を出しやすい
・全体を把握できる

【デメリット】
・担当者の負担が大きい
・緊急時の対応が安定しない
・ノウハウが社内で共有され辛い
・人事異動によって運用できなくなる可能性がある

このようにひとりでの運用という携帯は、特徴的なメリットが多くあるのですが、あまりにも個人に依存しすぎている状況も多く、人事異動などによってその担当者が別の部署に移 ってしまうと、極端に運用のクオリティが下がってしまう・・・ということも実際に起きています。

複数の担当者…チーム型

そしてもう一つ、最近多くなってきた複数の担当者で構成されるチーム型での運用ではないでしょうか。

自発的に始めよう!という場合だけでなく、競合他社がすでにソーシャルメディアを活用しているからというような外的要因に起因する場合に多い体制だと言えます。

それでは、このチームで運用する場合でも、メリット・デメリットを考えてみましょう。

【メリット】
・運用における負荷が分散される
・緊急時のバックアップ体制が構築できる
・客観的な視点で情報をコントロールできる

【デメリット】
・主観的なキャラクターを演出しにくい
・投稿までのフロー(確認等)が増えてスピード感が欠如
・対応の柔軟性を担保し辛い

このように、個人プレー型よりも、リスクは少ないのですが、とても無難な形態と言うことができそうです。

多くの企業が直面する人材という問題

このように、いくつか運用のパターンはあるのですが、ひとりであれ複数であれ、最終的に社内で直面するのが、具体的に「誰」が担当するか?という問題です。
いろいろな会社のみなさまに聞いた印象で最も多いのが、上司や経営陣から指名されて担当者に・・・そして、そこからソーシャルメディアについての勉強を始めるケースです。
主に企業の広報担当の方が指名される場合が多いようなのですが、ソーシャルメディアに関してのノウハウも知識も無い中、手探りで始めることが多いようです。

その他にも、既にSNSアカウントの運用経験をもつ人材を中途採用で招き入れるパターンや、外部の会社にサポートを依頼するパターンなど様々です。
ただ、経験者に関しては、ほぼ転職市場にいない人材になりますので、社内で試行錯誤を行ったり、外部の会社に協力を求めたりが殆どだと言えます。 

しかし、将来的な人材という風に捉えるのであれば、新卒採用で人材を確保するということも検討する価値があると言えるでしょう。これから社会人となる学生の多くが、小さなころからインターネットに親しんでいた世代で(Windows95はもう17年前!!)、且つSNSもナチュラルに使っている世代になるのです。そういった将来を見据えた人材の獲得というのも、検討する価値はありそうです。

いずれにせよ、SNSアカウントの運用は一過性のものではなく、継続性の高いものになります。
そういった認識の元、運用する体制や人材の確保を考えていくことが必須であると言えるでしょう。