GIF LINE Twitter

黎明期から途絶えぬGIFの可能性。遂にTwitterも本格サポート開始。

アクトゼロの藤村です。木曜日のプランナーズブログをお送りします。

今月17日、TwitterがツイートにGIFアニメを貼付するためのアクションボタンを追加したことを発表しました。
手持ちのGIFアニメの投稿には既に対応可能となっていましたが、今回追加された機能はオンライン上に保存されている“素材”の中から、気に入ったものを選んで投稿できる「GIFアニメ共有ライブラリ―」を提供するサービスです。
ライブラリは自作のGIFを投稿できるRiffsyGIPHY CAMに紐づいています。

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GIFは、WEBブラウザにおいてJPEGと並んで標準的にサポートされる、とても古い画像フォーマットです。
扱える色数が限定されている為比較的容量が軽く、バナーやロゴ、アイコンやボタンなどの書き出しに、広く活用されてきました。
また、背景透過のフォーマットとして唯一無二の存在であり、アニメーションを再現するための手段として最も汎用性の高いものとされていました。

今や透過画像のフォーマットとしては、色の再現が豊かなpngが広く用いられていますし、複雑なアニメーションにおいてはJSやjQuery、CSS3などソース上での実装がどんどん進化を遂げています。
次々と新たなフォーマットや技術が誕生するなかでも、GIFアニメの価値は衰退することなく、今も様々なサービスで積極的に活用されています。

LINEの動くスタンプ

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これぞgifアニメの真骨頂です。懐かしのデコメを思い出す機能ですね。

動くバナークリエイティブ

大量のバナーデザインを入稿し、効果検証を繰り返すDSP広告分野でも、GIFアニメを使ったクリエイティブ手法は鉄板です。
特にソーシャルゲームなどの領域では、プレイ画面を想像させやすい「動く」訴求はシズル感が強く、効果を生みやすいとされています。
画像ファイルだけを入稿する広告ではソースコードでのアニメーション表現を用いることが不可能な為、ここではデザイナーのGIFアニメーションの表現手腕が問われてきます。

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WEBサイトデザインでもまだまだ現役!

WEBデザインの領域でも、GIFアニメはまだまだ現役です。
使用できる色数は少ないですが、だからこそフラットデザインなどのシンプルなデザインとの相性は抜群。

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アイキャッチ力は静止画より各段に高く、ビデオよりも容量が軽い。
今尚その汎用性の高さに注目され続けるGIFアニメーションのちからを、普段のソーシャル投稿やバナークリエイティブなどに取り入れてみてはいかがでしょうか。