新しくなったFacebook広告、さっそくその使い勝手を試してみた

6月になっていろいろとアップデート&機能追加されたFacebookですが、今回は新しくなったFacebook広告の出稿までの流れをまとめてみました。
驚くほど簡単に出稿できるFacebookの広告ですので、企業でも担当者の方が直接出されるケースが多いようです。

スポンサー広告とスポンサー記事は変わらず

まずは広告を出したいFacebookページの上の方にあるファン数を拡大をクリック、その中にある「広告を作成」に進みます。

そうすると、先ほどのFacebookページが初期値として設定されています。もし、違うページやコンテンツにリンクしたい場合は、再度ここで設定します。

「何を宣伝しますか?」で、Facebookページ自体の宣伝か、そのFacebookページ内での投稿の宣伝なのかを選択する必要があります。一般的にファンの獲得を目的とする場合は、上の「Facebookページ」自体を宣伝する方を選びましょう。

選択すると、次の項目が表れます。この項目は、スポンサー広告とスポンサー記事のどちらにするかを選択するものです。

まだファンの数が少ない場合は、上の「○○に関する新しい広告」(スポンサー広告)を選びましょう。
すでに、ある程度のファン(数千)のいるFacebookページであれば、下の「○○に「いいね!」と言っているユーザーの友達に関する記事」(スポンサー記事)の方が、ファンを獲得す るための単価を低く抑えることができるでしょう。

選択後には、広告のタイトルと文言、画像を設定することができます。
この辺りは、基本的には以前とは大きく変わらないかと思います。

ここまでが、広告の基本的な設定になります。
その次の項目が、いわゆるターゲットの設定となっていますので、この部分で細かいチューニングを行うことができます。

場所、年齢、性別は、それぞれ個別に設定することができますので、出稿の意図に沿った内容を選択していきましょう。

そして、次が想定するターゲット像の中で、趣味や関心のあるものを絞り込むことができます。
新しい仕様になってから、「カテゴリ」という形で分類されていますので、より簡単に選択できるようになりました。

「つながり」では、どういう人たちに広告(記事)を表示するかという点を選択します。
ファンを獲得するためであれば、ファン以外の人に表示したいところですので、「○○とつながりのないユーザーのみ」を選ぶといいでしょう。
また、特定のFacebookページとつながりがある人を選ぶこともできますので、その場合には入力フォームにFacebookページ名を入力します。

そして、そこから下は、以前から変わらないものですので、希望するものを選択していけば問題ありません。

次の「目的」では、どういった目的で広告を作成するのかを選びます。

ファンの獲得を目的とするのであれば、「ページへのいいね!」になります。
また、純粋にリンク先に飛ばすことを目的とするのであれば、「広告またはスポンサー記事をクリック」を選択しましょう。
 

そして、最後の項目「広告キャンペーン、価格設定、日程」は、以前から続く同じ内容になりますので、割愛させていただきます。

上記の各項目を設定し、「注文する」を押して広告の出稿を始めましょう。

広告のインサイトが大きな強み

Facebook広告では、Facebookページのインサイトと同様、広告の細かなインサイトが準備されています。
広告の効果をインサイトを見ながら、Facebook広告の内容を調整することで、より効果の高いものにすることが可能です。

未だFacebookページへ集客やファンの獲得という面では、非常に有効な手段としてFacebook広告は機能しています。上でご説明した細かな設定や、スポンサー広告・記事の使い分けで、効率的にFacebookページの認知度を高めていけることは間違いありません。

試行錯誤を繰り返しながら、目的に合ったファン層の獲得を目指していきましょう。