Facebookに上げている個人データをダウンロードしてみた

Facebookに登録した情報や写真、「いいね!」したFacebookページなどのデータを一括でダウンロードできるのをご存知ですか?
比較的早い段階から実装されていた機能なので、ご存知の方も多いと思いますが、どういった手順で、どのようなデータを取得することができるのかについて、今回はご紹介したいと思います。

アカウント設定からダウンロード

データをダウンロードするには、まず始めにアカウントの設定ページからリクエストする必要があります。

左柄のメニューの中から「一般」を選択し、表示されたページ内の下の方に「Facebookデータをダウンロード」という項目が表示されます。(とても控えめです!!)その中で「ダウンロード」がリンクになっているので、クリック。

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これはあなたがFacebookでシェアした個人情報の写しです。情報保護のため、パスワードの再入力が必要となります。
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このような、文言が表示されていますので、フムフムと理解して、パスワードを入力します。すぐにはダウンロードできるわけではなく、データを準備してくれる旨が表示されます。データの準備ができるとメールでお知らせしてくれるので、少々待ちましょう。

準備が整うと「ダウンロードの準備ができました」という件名で、上記のような内容のメールが届きます。
そのメール内のURLを開くと、ダウンロードボタンが表示されたページが表示されますので、パスワードを再度入力してダウンロードしてみましょう。

データはZIPファイルでダウンロードできますので、ダウンロードした後は解凍する必要があります。

HTMLでブラウズ、でも日本語が…

データを展開したフォルダの中には、「index.html」とそれに紐付くHTMLデータが収納された「html」フォルダ、そして、写真が入っている「photos」が入っています。

ここで残念なのが、日本語の名前がついているものに関しては、文字化けしてしまっている点です。

文字化のせいで拡張子がきちんと認識されず開けなかったり、フォルダ自体が化けてしまっていたりします。

拡張アーカイブというものも

そして、このデータ以外にも拡張アーカイブというものもダウンロードできます。

これは、さらに細かいデータが含まれており、導入したアプリや管理しているFacebookページの一覧、ログインしてたIPアドレスといったような情報を見ることができます。その内容は非常にプライベートなものになりますので取り扱いには注意が必要です。

こうしてダウンロードしたデータを見ていると、古いアルバムを見ているような感覚がして、なんだか少し懐かしい気持ちに。。
すでに手元にない写真が残っていたりします。これはこれで、バックアップとして考えると中々便利な気がします。逆に考えると、これほどのプライベートな情報をFacebookに「預けている」とみることもでき、Facebookでのアクティビティを冷静に考える機会にもなりました。

ぜひみなさんも、一度ダウンロードして見てみてはいかがでしょうか?