最近使っていますか?あのSNSは今~Pinterest編

みなさん、SNSをバリバリ(死語)使っていますか?
Twiiterでしょうか?やっぱり、Facebook?もしくは、最近だとInstagramを使っている人が多いかもしれません。
でもちょっと待ってください。アカウントを持ってはいるものの、最近使ってないSNSと聞いて、いくつか思い出しませんか?
そう、アレとかコレとかソレとか…。そんな、忘れている人も多いかもしれないSNSに、もう一度注目してみたいと思います。今回、取り上げるのは…そう「Pinterest」!です。

恐る恐るアプリを立ち上げてみると…

やっぱり、SNSはスマートフォンで使ってナンボ、インストールされているPinterestアプリを久々に立ち上げてみるところから、SNS歴史探訪は始まります。

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…と、一見して、特に大きく変わったところはなく、以前見たままのPinterestが表示されました。
基本的な使い方も変わっておらず、写真を効果的に見せる、きれいなインターフェイスは改めていいなぁ、と思ってしまいます。

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変わったところは…というとやはりきちんと日本語化されているところでしょうか。
過去のニュースを見てみると2013年11月に日本語化されているようなので、冷静に考えると結構時間が経ってますね…。

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おさらいしておくと、Pinterestは、自分のアカウントの上に作成したボード上にお気に入りの写真を“ピン”(収集とでもいいましょうか?)するサービス。
大きな括りではSNSの範疇に含まれますが、同じ写真を核としたInstagramとはかなり異なるサービスと言えます。

企業アカウントも顕在、アナリティクスも提供

もちろん、Pinterestは個人ユーザーだけでなく、企業用のアカウントも用意されています。
UserLocal社のPinterestランキングを覗いてみると、上位に旅行会社の「H.I.S.」さんのアカウントを発見しました。ちなみに、下のイメージはPCで見ている画面。フォロワー数は16万人近く、非常に多くのアカウントと繋がっていることに驚きました。

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そして、ボードを見て、2回目の驚きです。ご覧のとおり、とてもきれいな写真がピンされているのです。これはしっかり運用しているぞ、そう確信しました。

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国や地域ごとのボード、景色の色や季節等々…これぞ、Pinterestの醍醐味。
とても丁寧にボードで分けられているのが、本当に驚きです。フォロワーが多いのもうなずけます。ここまでやってこそ、Pinterestを使う意味が出てくるというもの、ひとりで妙に感動してしまいました。

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また、話がちょっとずれますが、Pinterestには企業アカウント向けに、アナリティクスツールが提供されています。

・プロフィールに追加されているピンやボードでピナーに最も人気のアイテム
・ウェブサイトからよく保存されているアイテム
・性別、居住国、その他の趣味など、ピナーについての情報
・アイテムをピンする際に使用したデバイス
・[ピン] ボタンをウェブサイトに追加したことで、Pinterest からの参照トラフィックがどのように増加しているか

という、基本的な項目ではありますが、知りたいデータがしっかりと網羅されているように思います。
もっと知りたい!という意見もあるかもしれませんが、登録する情報が少ないサービスでは、この辺りが限界かもしれません。

比較的アクティブなユーザーも多い印象

そして、最後に驚いたのが、結構アクティブなユーザーが多いという事(Pinterestさん、すみません。)
個人的に利用頻度が下がっているだけで、様々な写真を見ていると、それなりの頻度でそこそこの人たちに利用されている印象を受けました。
こちらの記事によると、月間のアクティブユーザー数は全世界7000万人と、少ないわけではありませんが、Instagaramの3億ユーザーと比べると、不思議と少なく感じてしまいます。また、半数以上が米国の利用者ということから、日本での利用者数はまだまだといったところでしょうか。とはいえ、某オリンピックエンブレムで話題のデザイナーさんがPinterestで、云々ってニュースになってましたし、日本で再び注目され始めたのかもしれません。

ひとつ気になったのが、アカウントの放置です。アカウントを作ったものの、しばらく放置されているもの…個人であればいいのですが、企業やブランドアカウントだったとしたたら、あまりいい印象は受けないかもしれません。これはPinterestだけに限った話ではないのですが、テスト的に作ったアカウントなど、もう一度見直してみることをお勧めします。

と、(個人的に)久々のPinterestでしたが、使ってみて中々面白いと思う反面、“ピンする”というカルチャーは、もしかしたら、使う人を選ぶのかもしれません。SNS歴史探訪、いかがでしたでしょうか?次回はどのSNSを探訪しましょうか…。(次回未定)