バイラルメディアのパイオニア「BuzzFeed」が遂に日本上陸

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アクトゼロの藤村です。木曜日のプランナーズブログをお送りします。

今月18日、遂に最大級の米バイラルメディア「BuzzFeed」の日本上陸が発表されました。
ローンチ予定は今年冬頃とされており、Yahoo!Japan共同との出資で設立した事業運営会社「BuzzFeed Japan」が運営を行います。
BuzzFeedは、2015年8月現在で欧州を中心に8か国でローカライズ展開していますが、現地企業とオフィシャルパートナーの関係性を構築したのは、日本が初めての試みとのこと。
「Yahoo!ニュース」が持つ膨大なトラフィックと国内WEBの知見を活用した、アメリカ発の大型ニュースメディアが誕生します。

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バイラルメディア≠キュレーションメディア

ソーシャル拡散からの爆発的なトラフィック獲得が狙えることから、「バイラル」の手法がウェブトレンドとなった2013年末頃頃、日本国内でも怒涛のバイラルメディア旋風が吹き荒れました。
その結果、約一年弱の間に40~50ほどのバイラルメディアが次々に立ち上がる、異例の事態となりました。
ところが、その殆どがTwitter発祥コンテンツやYoutubeからのキュレーションにより構成されていたことから、複数メディアでの「ネタ被り」も頻発。
独自のメディアカラーをブランドとして確立することが困難となり、乱立する類似メディアの中で埋没していく様子が多数見受けられました。
また、一般ユーザーの投稿した文章や画像などの引用元表記が曖昧であったり、肖像権の侵害にあたる写真の無断転載などの問題が発生するなど運用上の課題も多く、残存するメディアの数も激減しているのが現状です。

一方で、先駆者として成功したBuzzFeedの強みは、独自のオリジナルコンテンツの制作力と、ネイティブアド主体のマネタイズ手法にあります。

BuzzFeedでは掲載されるコンテンツのクオリティに一貫して強くこだわっており、専任アナリストによる各記事毎の緻密なユーザーフィードバックに基づいたテーマの設定、タイトルネーミング、記事ライティングが行われています。
「ユーザーの人生に必要なストーリーはなにか」という主軸のもと、「面白い」「泣ける」ライトなエンタメコンテンツのほか、拡散のモチベーションに繋がりやすい政治や国勢などのパブリックなコンテンツにも対応。
確固たる編集方針と、オリジナルコンテンツの制作リソース、そしてインサイトの緻密な分析力で、BuzzFeedはひとつひとつのコンテンツに、一定水準のクオリティを担保しています。

マネタイズの面においても、バナー広告が目立つ国内メディアと比較し、BuzzFeedではその殆どの収益をネイティブアドで賄っています。
常に進化し続けるバイラルコンテンツの制作ノウハウで、魅力的なスポンサードコンテンツを提供できる強力なリソース力こそが、BuzzFeedの強みといえるのではないでしょうか。

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多くのユーザーに拡散される魅力的なオリジナルコンテンツの制作と、ネイティブアドを主軸とした収益モデルで、バイラルメディアのパイオニアが日本のメディア市場をどのように席巻していくのか楽しみですね!