ファン数を追いかける時代は終わり…Facebookニュースフィード管理機能の衝撃

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こんにちは。アクトゼロの山田です。

このところプランナーズブログでは、Facebookが続きますが、今日もFacebookの記事になります…。
といっても、Facebookを企業利用する際の考え方を大きく変えるかもしれない、なかなか衝撃的な話題です。

Facebookはソーシャルメディア時代における企業ネット戦略の中で、非常に重要な役割を担っています。一時期、“Facebookは終わった”というような風潮もありましたが、ふたを開けてみると、終わるどころか、もはや欠かすことのできない定番の存在になっています。

Facebookで最も重要なのが、自らのタイムラインへの投稿によって、繋がりを持った友達やファン(ページへいいね!したユーザー)のアカウント上にその投稿が配信される、ニュースフィードという仕組みです。
そのニュースフィード上に流れてくる投稿に対し、いいね!したり、コメントしたりすることで交流が生まれるのです。
今回Facebookがリリースした新たな機能によって、このニュースフィードの重要度がさらに増すと考えられるのです。

ユーザーに提供されるニュースフィード管理ツール

これまでのニュースフィードでは、アカウント間の過去の交流など、そのユーザーの行動履歴を元に投稿が表示される仕組みでした。
つまり、「このユーザーにとって、この投稿が重要だろう」といった判断をFacebook側で行い、選別された投稿がニュースフィード上に配信されるというものです。

その仕組みを大きく変えると考えられるのが、新たにリリースされた「ニュースフィード管理ツール」です。
この管理ツールでできることは、大きく3つになります。

0011. 優先的に投稿受け取りたいアカウントを設定できる
特定の友達やページの投稿を、ニュースフィードのトップに表示させ、優先的に受け取れるようにできます。つまり、受け取りたいと思わなければ、どんどんと下位に沈んでいくことになります。そのため、いかに「おもしろい投稿」や「役に立つ投稿」と感じでもらうかが重要で、積極的に受け取りたいと思わせるタイムライン運用が求められることになります。

0022. 友達やページのフォロー/フォロー解除を設定できる
友達として繋がっていたり、ページにいいね!していたりしても、そのアカウントの投稿を受け取らないように設定できます。つまり、アカウント同士の繋がりを持ったまま、一切交流を持たない状況にできるのです。しかし、逆に個人ユーザー等は、友達にならなくてもフォローすることで投稿を受け取ることも可能です。

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3. ページを探す機能
自身のいいね!しているページの傾向などを元に、おすすめのFacebookページを表示してくれる機能です。
これまでも似たような機能はありましたが、この機能のひとつのメニューとしてラインナップしています。

ファンを増やすだけの時代は終わり本質的な活用が重視される

こうした機能の提供によって重視されるのは、やはりニュースフィード上に流れてくる情報(コンテンツ)の中身と質です。Facebook黎明期などは、ページへのいいね!をとにかく獲得しようとする流れが非常に強い傾向がありました。社内目標「年度内○万いいね!獲得」というのを掲げている企業も少なくありませんでした。

そして、ここ最近、その繋がりを活かした商品開発や企業文化の発信など、繋がりの数だけでない、本質的な活用へとシフトしていく流れが強くなってきています。
その中で重きを置かれるのが、投稿する情報の中身や質で、いわゆるソーシャルメディアマーケティングとコンテンツマーケティングといった、これまでは別々に語られていたものの距離が縮み始めているように感じています。今回のFacebookの新しい機能のリリースによって、もはやこの流れは決定的になったとも考えられます。

企業と一般消費者との関係を再度定義し、ソーシャルメディアを含めたネット戦略を見直すタイミングが来ているのかもしれません。

アクトゼロ / 山田