Facebook Whytelist

ソーシャルで物が売れない?ソーシャルフリマWhytelistの示した答え

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Whytelist – http://whytelist.com/

自分ブランドのお店を1分で開設。ソーシャルフリーマーケット― whytelist :ベンチャーニュース:Venture Now(ベンチャーナウ)
ベンチャーニュースサイトのVenture Nowに興味深いサービスが紹介されていました。

 Whyteboard(ホワイトボード)は5日、Web上に自分のお店を開設できるソーシャルフリーマーケット「whytelist」を正式オープンした。 whytelistはいらなくなったモノやお気に入りのアイテムをシェアして売り買いできるプラットフォーム。Facebookのソーシャルグラフを活用し、共通の趣味や仕事でつながった仲間、友人・知人同士が気軽に取引をおこなえる。 お店の開設は簡単。「マイブランドショップを作るイメージ」(ホワイトボード代表 碇氏)という自分好みのお店をFacebookアカウントでログイン後、約1分もあれば誰でもすぐに始めることができる。 アイテムの最低販売価格は370円。それ以上なら自由に価格は設定できるが、アイテムの無料提供などはできない。

<中略>

 whytelistのコンセプトは「どこで買うかではなく、誰から買うか」。商品にはさまざまなストーリーがある。なぜ、どうやって手に入れたか。こうやって使ってたよ。こんな着こなしをすれば格好いい。 単なる商品の売り買いで終始することなく、売り手の素顔や商品のストーリーが買い手にちゃんと伝わる、共感を呼ぶ、そんな工夫・配慮を施したサイトデザイン、機能が whytelistの拘りだ。

パッと見の印象はPinterest的ですが、サービスのコアになっている価値が、出品者と購入者のまさにフリーマーケット的な「コミュニケーション」であるというところが、新鮮に面白く感じました。

ソーシャルで物は売れないのでは?という疑問

LAWSONブランドページ上のRebuy。ブランドページのファンは30万人を誇るが、Rebuy上の商品の感想ボタンを使用しているのは40名程度(2012/04/05)。

Facebook上のEC機能で、物が売れて売れてしょうがないといった話は僕が知るかぎりなく、ECに関しては個人的な体感としても成功の形が見えないのが現状です。詳しくはこのあたりを。 

ソーシャルコマースで商品情報をシェアさせるということ | ACTZERO
「fコマース」への期待は過剰だった?大手企業は次々撤退を開始 | Torchlight Blog 

Facebook上でものを売ることに、どの企業も苦労していている状況のなか、whytelistは商品を通じたユーザー間の会話に価値を見出しています。ただ商品を販売するだけでは、情報が拡散していくことがむつかしいことをwhytelistは理解しています。商品の販売が先にあり、その情報の広がりを目指す従来のモデルに対して、whytelistはまず最初にコミュニケーションのネタとして商品があるというマインド設定をサービスの随所で行なおうとしています。

フリーマーケットに出品したことがある人ならば、その出品者の中に「商品を売ってお金を儲けることが目的ではなく、知らないお客さんと会話できることが楽しい」といった声が多いことをご存知だと思います。 

コミュニケーションが常に中心的な価値であるソーシャルメディアの世界で、whytelistはその価値を真に理解しているサービスのひとつだと言えます。フリーマーケット的にサービスを楽しむユーザーをどれだけ集められるか。今後に期待です。