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Vineに続きYouTubeも子ども特化のアプリをリリース

アクトゼロの藤村です。火曜日のプランナーズブログをお届けします。

今月中旬、6秒動画SNSのVineが、子どもを対象とした「Vine キッズ」を発表。(参照:子供に有害なweb動画のフィルタリング ~Vine Kidsのリリース
そして米国時間の昨日23日、僅かに遅れてYouTubeの子ども向けアプリ「youTube Kids」がリリースされました。

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コンテンツ最適化の他、視聴時間などのコントロールも

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「YouTube Kids」ではあらかじめ「Shows」「Music」「Learning」「Explore」の4つのカテゴリが用意されていて、それぞれのカテゴリーアイコンをタップすると、対象となる動画が一覧表示されます。
有害コンテンツのフィルタリングというよりは、確実に適切とされるコンテンツのみを抜粋して表示する仕組みになっているといえそうです。
検索手段として音声検索にも対応しており、読み書きができない幼児の利用までをも考慮した設計になっています。

また、保護者が閲覧時間や利用コンテンツを制限できる「ペアレンタルコントロール」機能を搭載。
視聴時間を設定して、超過したタイミングで音声をオフにできる他、検索機能の使用をNGとすることも可能です。

 

指先ひとつであらゆるコンテンツを視聴できてしまう便利さの反面、良し悪しの取捨が困難な子どもにとって、すべての情報がオープンに開かれた環境にはリスクも伴います。
レコメンドで表示される関連動画を辿って行くうちに、私たち大人でさえ、思いもよらないコンテンツに導かれることもあります。
そんななかでも、予めセーフティなものだけが厳選されているアプリケーションであれば、安心して子どもに端末を預けることができますね。

本アプリはAndroid、iOSいずれにも対応しているとのことで、アメリカでのリリース後、順次利用可能エリアが拡大されていく模様です。

 

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