阪急阪神ホテルズが批判にさらされる中、人気を集めるカルビーのかっぱえびせんQ&Aコンテンツ

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ネットマーケティングレポート金曜日です。アクトゼロの黒沼がお送りします。今日は話題のこのニュースからお送りします。

食材誤表示「拡大解釈が過ぎた」 阪急阪神ホテルズ社長:朝日新聞デジタル 
「芝海老(えび)」と表示しながら、より安価なバナメイエビを使ったメニューについて、出崎社長は「中国料理においては、小さいエビを『芝エビ』と表現する慣習のようなものもあったようだ」と述べ、現場のスタッフ間で認識の食い違いがあったとみている。同社はチェック体制の不備を重視しており、管理体制を強化する。

阪急阪神ホテルズの食材誤表記問題が加熱する一方で、カルビー株式会社のQ&Aコンテンツに注目が集まっています。かっぱえびせんの“エビ”は何のエビ? カルビーがサイトで回答 – はてなブックマークニュース

『かっぱえびせん』の原料のエビは、どこで獲れたどんな種類のエビですか  | お客様相談室 | カルビー株式会社『かっぱえびせん』の原料のエビは、どこで獲れたどんな種類のエビですか? | お客様相談室 | カルビー株式会社

エビ誤表示問題からの連想で、消費者の中で「じゃあ、かっぱえびせんのエビって、何エビなんだ?」という疑問が高まり、その結果カルビーのお客様相談室Webサイト上で公開されていた「『かっぱえびせん』の原料のエビは、どこで獲れたどんな種類のエビですか?」ページへのアクセスが集中しているのです。ここでは、かっぱえびせんで使われているエビは4種類で、「アカエビ・サルエビ・キシエビ・ホッコクアカエビ」であることが明記されています。

これを知ったはてブユーザーからは、

「この質問、某ホテル料理等の偽装問題の影響かなぁ(´-`)」
「エビが足りない詐欺に便乗するカルビーの商魂はすばらしい。」

という反応が寄せられていますが、これと同様のコンテンツは調べる限り2007年には存在していたようなので、今回の騒ぎに対応する形で用意されたコンテンツというわけではなさそうです。

食材誤表示問題は、発覚以来10日が経とうとしていますが、バッシングが止む様子はありません。多くの新事実がニュースとなりホテル名とともに語られ、しばらくの間、社会記憶にその汚名を残すでしょう。その一方、こういったタイミングで一見地味で地道な「Q&Aコンテンツ」が掘り起こされて脚光を浴びて評価されるのを見ると、ソーシャルブックマークやソーシャルメディアを通して、バッドニュースだけが拡散するのではなく、フェアでオープンな情報発信がちゃんと再発見されて評価される時代になってきたのだと感じます。

アクトゼロ/黒沼