インドネシアのモバイル通信計測マップ ~バリ島のモバイル電波状況

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今年の年末年始、インドネシア・ジャカルタで過ごし、その時の様子を以前お伝えしました。(参照:インドネシアのモバイル通信計測マップ~ジャカルタの交通・観光について~)昨年の11月頃、夏から入れていた、年末年始のジャカルタ行きのキャンセル待ちはもう出ないだろうと考え、11月下旬の連休を利用して、バリ島を訪れていました。(その後、間際になって急にジャカルタ行きのキャンセルが取れたのですが。)今回はその時の様子をお伝えしようと思います。

google mapのマイマップにバリ島の計測結果を追加

今回、バリ島各地を訪れてきたのですが、行った先々で上り・下りの速度モバイルの回線速度を計測してきました。前回のジャカルタで計測した結果をgoogle mapのマイマップにまとめましたが、そちらにバリ島の情報も追加しました。以下のリンク先をご参照下さい。何かのお役に立てれば幸いです。(もし、情報を追加して下さる方がいらっしゃいましたら、私高寺までメール takadera@actzero.jp でご連絡ください。よろこんで共同編集のご案内をさせて頂きますので。)

google map マイマップ:インドネシアのモバイル通信計測マップ

まずはSIMカードを買いに。バリ島はXLが積極的に展開中

さて、まずは現地でモバイル通信できるSIMカードを購入しなければ何も始まりません。露天みたいなお店から、個人経営の小さなお店まで、携帯やスマホ・SIMカードを扱う店は街のあちこちにあるのですが、他の買い物もあったので大型スーパー、ビンタン・スーパーマーケット(インドネシアで有名なビールメーカー、ビンタンビールの経営です)へ。普段、日本で使っているイーモバイルGP02(SIMフリー端末)に、店頭の露天で購入したSIMカードを刺して使います。

今回のキャリアは、ややエリアが広く、スピード・コストはどちらもそこそこのXL(参照:インドネシア・ジャカルタのモバイル事情を現地で調べてきた)を勧められたので、そちらを採用。勿論、登録作業はお店の人にお願いして開通しました。1GBの通信量で30日間有効のプラン(103000ルピア=約927円)を選びました。


店のお兄ちゃんに「写真撮っていい?」と聞いたら「彼女と一緒に撮って!」と。
この南国のノリ、嫌いではない。

後で気づいたのですが、バリ島内のあちこちでかなり多くのXLの広告を見かけました。バリ島でのセールスに力を入れているのでしょうか。「こんな田舎にまで!?」と驚くような山中でもしばしば目撃しました。


左:一般の民家?の壁にもペンキで描かれていました。
右:XLの広告入りの店頭看板。ウイスキーの商品名が書かれたスナックの看板を
メーカーが提供しているような感じでしょうか。

バイクでバリ島内の様々なエリアを駆け巡る

バリ島では、街のあちこちにレンタルバイク店を見かけますし、ホテルでも手配してくれます。(私のホテルの場合、1日40,000ルピア=約360円でした。町中のレンタルバイク屋だともう少し安いようです) 調べてみると、本来は国際免許や旅行者用免許(デンバサールの警察で1ヶ月限定免許が簡単に取れるそうです)の取得が必要ですが、ホテルのスタッフに言わせると、観光客は大丈夫、no problem(!?)なのだとか。

インドネシアはバリに限らず、自動車の運転は日本人から見ると無謀に思えるほど危険です。バイクの運転も然りなので、十分な注意が必要ですが、これがあると無いとでは機動力が全く違います。バリ島内を東西南北、駆け巡ることができました。

バリ島は愛媛県程度の大きさとかなり広いです。一般的に観光・滞在するエリアは島南端のほんの一部になりますが、その中でもエリアによってそれぞれが異なった特色を持っています。以下、私の感想と「世界の歩き方」を参考に…。

<1.クロボガン・スミニャック>
バリでは比較的新しいリゾートエリアで、大型ホテルだけでなく、ヴィラ(離れのタイプの宿)も増えています。前回、訪問した時の宿がスミニャックでしたが、洒落たお店や、世界各国のレストランが並んでおり、滞在しやすかった記憶があります。


スミニャック・スクエアのカフェはdown:624.54Kbps up:318.36kbps程度。
(前回訪問時の写真。バイクなのでビールは飲んでいませんよ。念のため。)

<2.クタ・レギャン>
もともと、インド洋の豪快な波を求めてきたサーファー達によって発展した街。今もサーファーが多く、広くビーチが続いているため、夕焼けスポットとしても有名。メインストリートには様々なお店やレストランが連なり、無国籍な雰囲気が漂っていて深夜まで賑やかです。今回、私はこちらに滞在しました。


宿のレストランからはビーチが望めました。ビーチ沿いには遊歩道がずっと続いています。
滞在中、残念ながら夕方は曇がちでサンセットはいまいちでした…。

<3.ジンバラン>
高級ホテルが多く立地し、静かでのんびりとリゾート気分が満喫できるエリア。ビーチ沿いのシーフードの屋台群はバリの定番スポットとしても人気が高いようです。次回、食事しに行ってみたいなと思います。

<4.デンパザール>
バリ州の州都で、バリ州の所属するバドゥン県の県庁所在地でもあり、行政・経済の中心地。そのため、居住する市民が多く、庶民の生活をかいま見れるエリアです。


日本国領事館のガードマンは愛想良い人で「コンニチハ」と挨拶してくれました。
一目で私が日本人だと分かったとか。普段から日本人と接する機会が多いからですね。
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<5.サヌール>
バリ最初のリゾート地で、かつては長期滞在向けの宿で栄えたらしいですが、やがて他のエリアの開発に伴って落ち着いてきたエリア。老舗ホテルが多く、村とリゾートが程よく混じった雰囲気です。様々なお店が建ち並び、のんびりした感じで、滞在しやすそうなイメージでした。


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<6.ヌサドゥア>
政府主導の計画で作られたリゾートエリア。バリの人々が居住するエリアから完全に仕切られており、生活臭が全くありません。道路や緑地が整備されており、高級ホテルやショッピングモールが連なります。リゾートを楽しみたい人には良いエリアですが、本来のバリらしさを楽しむには適していないかもしれません。


ショッピングモール内のレストランでマンゴージュースを頂きながら。
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<7.ウルワトゥ寺院>
エリアではなく、観光地ですが。地図上、バランスが良かったので観光も兼ねて島の先端まで行って来ました。「ウルワトゥ」とは岬という意味で、70mもの絶壁の上に建てられた、バリ島の端にある寺院。言い伝えでは10世紀頃に建立されたらしく、バリ島でも由緒ある寺院の一つです。境内には多数の猿が放し飼いされていますが、このエテ公、メガネを取るイタズラをします。間抜けなことに、私は2回も取られてしまい…。(ガイドにお願いすると取り返してくれます。多めのチップが要求されますが、バイクの運転があるのでメガネは必須なのです。メガネを持ったサルに餌を与える → 餌を取るためにメガネを手放す → サルはメガネを取ると餌が貰えると学習する、といった悪循環…。)


寺院内は圏外でしたが、駐車場のある売店付近は電波が入っていました。
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帰り道、目に入った看板に誘われ、食堂で昼食を取りました。バリ島名物「バビグリン」と呼ばれる、子豚の丸焼きです。イスラム教徒の多いインドネシアでは全土的に豚肉を食べませんが、ヒンズー教徒が多いバリでは豚を食べる文化があります。もともとはお祝いごとの席で食べるご馳走だったのだとか。ご飯にバビグリンやおかずを載せた、チャンプルとスープで300ルピア(約270円)程度。


肉はジューシーで旨味が強く、バリパリの皮も独特の風味があって美味!豚骨入のスパイシーなスープもグッド。これだけでご飯が進みそう。非常に気に入ってしまい、この後、バビグリンのナシチャンプルばかり食べていました。(衛生的にワイルドな店が多く、毎回勇気が入りましたが。結局、お腹具合は大丈夫でしたが。)

後半、完全にバリ島観光ガイドになってしまいました(笑)。あちこちで計測してみた結果、概ねバリ島全土でデータ通信が可能のようでした。記事を書いているといろいろ楽しかったことを思い出しました。あー、また近々、バリ島に行きたいものです。

帰りの空港で。XLとAXISが旅行者相手にSIMカード販売のキャンペーンをやっていました。