単なる神社の域を越える「晴明神社」のソーシャル活用

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こんにちは。アクトゼロの山田です。この時期になると、ぼちぼち夏休みの予定を立て始めているという方も多いのではないでしょうか?
旅行の予定を立てる時に活躍するのが、インターネット検索と旅行口コミサイトですよね。

情報収集をしてなんとなく分かるのは、テーマパークのようなレジャー施設や飲食店などは、サイトがスマートフォンに対応していたり、FacebookやTwitterを通じて情報発信がされていたり、多くの旅行客を取り込む施策が展開されているのに対し、神社やお寺といった施設では比較的古めなサイトで、ソーシャルメディア自体の活用もまだで、少し遅れているところが多いという傾向です。中には、10年以上放置されているのではないかと思われるところも…。

ただ、一部のそういった施設でも、積極的にインターネットを活用する動きが出始めて来ています。
そういった寺院の中から、今回は京都の有名な「晴明神社」の取り組みをご紹介したいと思います。見る限り、多くの一般企業よりも“新しい”取り組みを行っているのではないかと思います。

複数のソーシャルメディアを活用

まず、公式サイトがしっかりしていて、スマートフォンでの閲覧もばっちり対応しているのが当たり前のことですが、親切に感じます。

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特にデザインの良し悪しは語りませんが、情報が整理されており見やすいサイトになっているのが良い印象を抱くポイントかもしません。
実際に使ってみると、過不足なく必要な情報に到達できるため、旅行の予定を立てる時に様々なサイトを巡回することを想像すると、“ちょうどいい”ところに落ち着いているとも言えそうです。

また、晴明神社では、ソーシャルアカウントも複数展開しています。
複数と言っても、Twitter、Facebook、YouTubeの3つで、それぞれのアカウントに、公式サイトから飛ぶことができます。

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TwitterFacebookの情報をそのまま流しているツイートが多く、タイムラインを見る限り、Facebookをメインに使われているであろうことが伺えます。
そのFacebookページを見てみると、中々しっかりとタイムラインへの投稿が行われており、季節を感じさせる記事があったり、ちょっとした知識欲を満たしてくれる記事があったり、読んでいるだけで京都へ旅行したい衝動に駆られます。神社といってもたくさん発信できる情報があるわけではないと思いますので、こういった投稿の工夫は素晴らしいと素直に感じます。

 

晴明神社の境内に茶人 千利休がお住まいでした。数年前に、江戸時代の茶書から、当神社の境内に当たる「葭屋町通元誓願寺下ル町」に利休屋敷があったことが確認されました。当時は、水道もなく境内にある「晴明井」の水を利休が使ったことは容易に想像できますね。

Posted by 晴明神社 on 2015年5月28日

さらにYouTubeでも様々な動画が公開されており、アップロードされた日を見ると7年前というものがあることから、かなり早くからYouTubeを使っていたことが分かります。

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つい最近使い始めたというのと違って、数は多くありませんが、ちょっとした歴史を感じさせます。

と、ここまでは、比較的新しい取り組みを行っている寺社仏閣であれば、晴明神社以外にも色々とあるのですが、晴明神社はさらにその先を言っているのです。

Instagaramでキャンペーン!?

神社なのにキャンペーンをしていると言ったら、どういう風に感じますか?
もちろん、キャンペーンという言葉は使っていないのですが、中身をみると紛れもなくキャンペーンと言えるもの…。

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そのキャンペーンは「あなたの身近にある五芒星を見つけよう!」という名前で、Instagaramを使って一般の参拝客が参加することができます。
仕組み自体は非常に簡単で、晴明神社の祈祷呪符である五芒星をメインに据え、身近にある五芒星をスマホで撮影して、Instagaram上にハッシュタグと共に投稿するだけという簡単な内容になっています。

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参加者は期間中に5つの五芒星をInstagramに投稿すると、もれなく金運上昇祈願札がもらえるようです。いやはや、インセンティブまで用意されているとは脱帽です。

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Facebook等のSNSをしっかりと運用しているだけでも驚きなのですが、Instagramをいち早く取り入れ、一般のユーザーが参加する企画を展開するのは、一般企業でも比較的先進的な取り組みのように思います。
神社なのに「商業的」なニオイを感じてしまいネガティブな印象を持ってしまう方も一定数いると思われますが、様々な有名な寺社仏閣を擁する京都の中にあって、多くの人に参拝してもらうためには、こうした取り組みも必要なのかもしれません。

アクトゼロ / 山田