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中国版のGoogle・Facebook・LINEとは?中国インターネットの主要サービスまとめ

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アクトゼロの黒沼(@torukuronuma)です。

中国本土では現在、Google・Facebook・Twitter・LINEなどが政府によって遮断されているため使用することが出来ません。さらに、ネット上のすべての情報は「金盾(グレートファイアーウォール)」と呼ばれる検閲システムで常時統制されており、禁止ワードが含まれたサイトはアクセスが出来ないのです。

今日は、私たちが日本で普段使っているWebサービスが、中国国内でどのようなサービスに置き換わっているのか、どのような類似サービスが中国国内に存在しているのかまとめてご紹介していきます。

中国版Google「百度(バイドゥ)」

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中国本土での主要検索エンジンといえば、日本語版もある「百度」になります。検索サイトの利用シェア79.5%を占める(百度媒体資料より)サービスで、Google同様検索サービスを中心にニュースや地図・掲示版など派生サービスも数多く存在しています。

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左から「百度地图」「百度贴吧」「百度新闻搜索

中国版Facebook「人人网(レンレン)」

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中国版Facebookと呼べそうなのがこの「人人网」です。実名登録本人写真が推奨されているタイムライン型のSNSサービスです。卒業大学や会社名などを登録することで、同組織に所属している人が友だち候補に上がってきたり…と使用感もFacebookと、とても似ています。ちなみに現在ソフトバンクが筆頭株主になっています。

中国版Twitter「微博(ウェイボー)」

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興味のある事柄について、ハッシュタグで交流を行うTwitter的なSNSがこの「微博」です。フォロー・フォロワーの関係性なんかはそのままTwitterのモデルですね。蒼井そらが1,500万フォロワーを集めるSNSとして日本の各メディアでも取り上げられていますね。

中国版YouTube「优酷(ユーク)」

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中国版YouTubeとも言える動画投稿プラットフォームが「优酷」です。著作権管理が甘いので、海外ドラマとかアニメとかがたくさん上がっているイメージがあります。YouTube同様ゲーム実況コンテンツなども人気で、動画埋め込み機能、動画ダウンロード機能(!)まで備えた動画サイトです。こんな具合に埋め込めます。↓(広告表示後、もしくはグレーの画面でカウントダウン後、再生が始まります)


小梦さんが日本の観光地を紹介する番組。小梦さんは日本で言うYouTuber的な感じでしょうか。この動画のテーマは「回転寿司の食べ方」で再生回数はなんと118万再生です。すごいですね。

中国版LINE「微信(ウェイシン)」

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中国における標準的メッセージアプリはこの「微信/wechat」です。中国本土の大きなマーケットを独占することで、2014年11月の情報では月間アクティブユーザー数4億6800万人と発表しています。(ちなみにLINEは、実際の利用者数として1億7000万人/登録ユーザー総数として5億6000万人と発表:2014年10月)

中国版ニコニコ動画「嗶哩嗶哩(ビリビリ)」

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ニコニコ動画のように、動画の上にコメントを流せる動画共有サイトが「嗶哩嗶哩」です。カテゴリーもMAD・歌ってみた・踊ってみた・ボカロ・ゲーム実況・技術部と、見た目だけではなくニコニコ動画の文化まで、そっくりそのまま持ってきたようなサービスです。

まとめ

ご紹介してきたとおり、中国以外で利用できるWebサービスの多くが、中国国内でクローンサービスとして再現されています。中国本土のインターネット人口は未だ伸び続けており、2015年の最新情報で6億5000万人(人口比48%)を数えます。日本のインターネット人口が1億人弱程度と言われているので、その6倍近い市場を競合排除した状態で国内に抱えている事になります。

こうして成長した企業が米国株式市場で上場し、続々と資金を集めて更に巨大化しています。中国のネット起業がこの後、リッチな国内市場と潤沢な資金を足場として、世界での覇権を目指すのは間違いありません。

[アクトゼロ/黒沼(@torukuronuma)]