パックマンを現実世界で完全再現!BUD LIGHTのスーパーボール用動画広告

アクトゼロの黒沼(@torukuronuma)です。

金曜日世界の動画広告についてご紹介しています。今日は来週頭に開催されるアメリカンフットボールの祭典「スーパーボウル」用に作られたBUD LIGHTの動画広告をご紹介します。

Bud Light Super Bowl 2015 Commercial – Real Life PacMan

1女性の店員からバーを訪れた男にバドライトがプレゼントされ、瓶の支持に従うよう促されます。その瓶には「外に出て昔ながらの楽しさを感じるのに最高のビール」と記されているようです。

2通りを歩いていると、巨大なコインが落ちています。すぐそばのゲートに投入すると…?

3ゲームのコイン投入音と同時にゲートがオープン!中では大勢の観客が待ちわびています。

4 5女性に案内されるがままについていくと、そこには巨大なパックマンのゲームフィールドが。

6巨大なゲームフィールドには当然巨大なモンスターが完全に再現されています。

7プレイヤーを追いかけるモンスター。

8ついに捕まってしまいました。

9しかしすぐにその場から再スタート。チェリーを広いパワーえさで逆転です。

10 11ついにクリア!群衆の歓声の中バドライトがプレゼントされ、最高のビールを味わいます。

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体験型イメージ広告路線を突き進むバドライト

ビールや清涼飲料水は商品自体の特徴や情報による差別化よりも、そのブランドの持つイメージで選ばれることが多い商品です。今回のバドライトの動画広告は、一般人のサプライズ、大きな体験施設、リアリティショー風のカメラワークと、消費者に「体験」を共有することを狙った動画広告だと言えます。ネット動画の活用が伸びていく中、消費者と近い位置で「共感」を育むためにこのタイプの動画広告はPepsi MAXなど、新しさや軽さを演出する商品で採用されています。

本家のバドワイザーの動画広告はどうかというと、もう少しハートウォーミングで感情にうったえるものが多いです。アメリカのスタンダードビールとして愛されてきたその歴史を感じさせる「味のある」動画広告が採用されています。商品ブランドごとのコントラストがはっきりと分かれているので、商品者は自分のスタイル・その時の気分に合わせて商品を選びやすいでしょう。

週明け、動画マーケティングのセミナーで登壇いたします!ご興味ある方はぜひ。
それではまた来週、良い週末を!

[アクトゼロ/黒沼(@torukuronuma)]